
自然文化団体ノノオトについて
団体設立のきっかけは2021年6月14日。代表を務める廣瀬と羅臼でシャチの撮影をし、知床峠を通ってウトロ側へ移動しているときのこと。

道路にごみの投棄を確認。回収しようとするも路肩には1頭のヒグマ。追い払いをしようと試みるも我関せずでゴミへと進み、ごみと接触。その後も音をたてたりし続けると、ガードレールを超えて森へと。この日を境に、「どうしたら今楽しませてもらっている自然をこれからも残し続けられるだろうか?」と消費者の視点でも考えるようになる。
2025年。知床が世界自然遺産に登録されて20周年を迎える年に、知床で楽しませてもらっている感謝の気持ちとして始動。

ノノオト企画展「In Shiretoko Peninsula」について
■ 展示の意図
野生と人の境界、触れずに寄り添う姿勢を示し、自然公園法37条や適切な距離感を啓発。知床だけでなく道内全域の課題として共有。
■ 印象に残る展示写真たち
今回の展示の写真たち

美しい知床半島の瞬間はもちろんのこと、ごみ(スイーツ)に惹かれるヒグマ、道路で起きたキタキツネの事故、資源量が約1%まで落ち込んだカラフトマスなど “美談だけでは語れない知床”。
とあるヒグマの親子の行動の変化について
2025年6〜8月、11地点の出没記録を収集。行動範囲は約4.9㎢へ収縮し、狭い範囲への固執は事故リスク増の示唆に。真偽不明情報が錯綜する中でも、実測にもとづく発信を事故発生直後から行った。
安全に自然を楽しむために
雨・強風など“自然音が聞こえにくい状況”での入林を避け、自治体の出没情報で傾向を事前把握。2015年以降、約200回の痕跡・個体観察を無事故で積み重ねた知見を共有。。