知床世界自然遺産登録20周年事業「ノノオト企画写真展」を開催に際し、事業に賛同いただける方とのコラボをさせていただきました。 そんなお二方から少しばかりお話をお伺いしたのでご紹介します。 紹介バー 漫画家・遊維 オリジナルイラスト作画 株式会社小学館から大海に響くコールを出版中 ― 漫画家・遊維さんが描いた、境界線のその先 「羅臼の海ではなく、羅臼のシャチという感想になってしまって申し訳ないのですが、シャチが地球の一部としてそこで生きているということを、全身で感じました。もうほんと、“大自然”の一言に尽きます!!」 そう羅臼の海で過ごしたときのこと語ってくれたのは、今回の企画写真展に合わせてコラボイラストを手がけてくれた漫画家・遊維(ゆうい)さん。 今回の作品では、企画写真展の主催である「ノノオト」の副代表小林誠が撮影した羅臼の海でのできことをもとに作画。ノノオトの名の由来にちなんで、あえて黒い輪郭線を使わずに描かれたキャラクターと生き物たち。 輪郭さえ溶け込むような柔らかなタッチは、まるで自然の中の“気配”そのもののよう。 「自然の中にこの光景は確かにあるっていうことを少しでも表現できるように。とにかく“ノノオト”に恥じない絵にしようってことだけ意識してました。」 ノノオト企画写真展は「境界線 ― 野生と人のあいだ」と「In Shiretoko Peninsula - 触れずに寄り添うということ」で構成。 その中で生まれた、小さな“音”のようなこのイラストも、野に生きる者たちの声をそっと届けてくれる気がします。 あらたひとむ・ホエールアーティスト チャリティーコラボグッズ制作 「G-SHOCK イルクジモデル」などのデザインを手掛ける 現在調整中です。